タイトル通りです。 今の検証環境ではWindows ServerをOSとするEC2にdigdagをインストールし、サーバとして起動していますが、毎回RDPでログインしてタスクの実行状況を見るのはかなり手間です。
なので、今回は自分のPCに限定してEC2上のdigdag serverにブラウザからアクセスできるところまでを設定していきます。
当然というか基本Linuxで設定している記事が多かったので、そこまで参考にできるものが見つからなくて、時間かかりました。
設定するにあたって参考にした記事は以下
Bind Addressの意味がようやく分かった | κeenのHappy Hacκing Blog
目次
実施作業
準備
準備というか設定はシンプルでサーバのプロパティファイルに記載しているserver.bindのIPを0.0.0.0にするだけ。
プロパティファイルの設定については過去記事を見てください。
Digdag Serverの実行ログをAWS S3に出力する - カピバラ好きなエンジニアブログ
事前にEC2に設定されているSGのインバウンドで、自分のPCから65432ポート(digdag serverのデフォルトポート)への設定を許可しておきます。
EC2のパブリックIPアドレスはElastic IPを事前にアタッチしておきます。
まずはローカルからアクセス
内部からは127.0.0.1のアドレスやプライベートのIPでもブラウザから見ることができます。
自分のPCからアクセス
SGの設定をdigdag serverの設定が上手くできていればPCからアクセスができるようになっています。
アップロード済みのworkflowを実行してみます。
外部からdigdag serverをブラウザ経由で見ているだけなので、workflowの実行も問題なくできました。
Tips
EC2を構築してデフォルトの設定だとFWが有効化されているとアクセスできないことがあります。
その場合はFWそのものを無効化するか受診の規則などから65432のポートを許可するなどの対応が必要です。
感想及び所感
digdagをお使いの先人の方からしたら基本だったかもしれませんが、設定していなかったのでやってみました。 これで見るのがだいぶ楽になりそうです。