カピバラ好きなエンジニアブログ

興味ある技術とか検証した内容を赴くままに書いていきます。カピバラの可愛さこそ至高。

2023年を振り返ってみる

はじめに

年末ということで、去年もやった1年の振り返りというものを今年もやってみたいと思います。

↓2022年↓
www.capybara-engineer.com

↓2019年↓
www.capybara-engineer.com

今年やったことを振り返る

出来事まとめ

最初に今年1年で特に嬉しかった出来事を洗い出してみます。

  • AWS Top Engineer受賞
  • 商業誌出版
  • 技術書典初参加
  • 副業受注

改めて振り返っても、今までの人生でここまでの変化がある年はなかったと思えるぐらい色々とありました。
実現するためにはそれなりに大変だったところもありますが、今後につながる良い経験ができたと思えました。


受賞

昨年は初めて「2022 APN ALL AWS Certifications Engineers」に選出していただきましたが、今年も「2023 Japan AWS All Certifications Engineers」の一人として選出していただきました。
2022年は選出者が340名とかなりの人数いましたが、2023年は更に239名増えて579名の方が選出されていました。
来年はもっと増える気がするので、再来年ぐらいには1000名超えるんじゃないかと思ってしまいますね笑
今年も記念品のタンブラーをもらいましたが、来年以降人数がこれだけ増えるとなると流石にもらえなくなる気がしますね(;´・ω・)

aws.amazon.com

今年特に嬉しかったのは「2023 Japan AWS All Certifications Engineers」に加えて「2023 Japan AWS Top Engineers」にも選出していただいたことでした。

aws.amazon.com

去年の振り返り記事で以下のように書いていたので、今年実現できて良かったです!
ただ、今年は商業誌を1冊出版できたのが大きく影響してそうなので、来年も表彰されるよう頑張りたいですが、もしかしたら厳しいかもしれません。。(応募はしたいと思いますが)

ただ、一緒に申し込んだ2022 APN AWS Top Engineersは残念ながら選出されず、個人的にはこちらで表彰されたかったので、来年は選出されるよう頑張りたいと思います。


アウトプット

今年は記事執筆や資格以外にも色々とアウトプットできていたので、順番に振り返りしていきたいと思います。


商業誌出版

先ほど少し書きましたが、今年は私が一部執筆に関わった以下の商業誌が3/7に発売開始しました。
私は第3版から執筆に携わらせていただき、第3版ではAWS認定SAA試験がアップデートされることに伴って内容の改訂を行いました。
試験合格に必要な要素はもちろん含まれるように考えていますが、それ以外に普段の実務で"これを知っておいたほうが今後役に立ちそうだな"と思う内容も一部参考情報として含められるようにしました。
資格取得はあくまで通過点だと思いますので、もし手に取っていただいた方には是非その先の実用的な知識を身につけるためのきっかけにでもしていただければと思っています。


技術同人誌出版

ちょうど商業誌を出した頃だったかに、元々同じ会社で働いていた知り合いから2023年11月に開催された技術書典15に一緒に本を個人出版しないかと相談されまして、初めて技術同人誌の出版にチャレンジしました。

blog.techbookfest.org


当初は3人で参加を予定していましたが、仕事の都合などで私と声をかけてくれた知り合いの2名でオンライン参加しました。
全員技術同人誌も書いたことがなければ技術書典に参加したこともなかったので、調べながら色々と準備を行っていました。

私は比較的事務作業が苦手ではないので、サークルの立ち上げから告知用のブログやツイッター(X)の開設諸々を担当しました。
大体の進め方は理解したので、次回の技術書典16ではオフライン参加を目指してみようかと思っています。


↓技術書典サークルページ↓
techbookfest.org


↓サークルブログ↓
torimure.hatenablog.com


↓サークルツイッター
https://twitter.com/torimure_tech

尚、私が今回書いた本がこちらなのですが、副業が受注できてしまった関係で本編を書く時間が取れず、サンプル本のみの公開となりました。。
techbookfest.org


内容としては、以前実施した「AWS履修者のためのAzure入門」の内容を解説を付けてもっとわかりやすくした内容にしようと考えています。
サンプル本はB5で執筆していましたが、ちょっと解説を書ける余白が少なすぎたのでA4にサイズ修正しようとは思ってます。
www.capybara-engineer.com



あと、技術書典に参加しようと声をかけてくれた知り合いは「はじめての海外キャリアチャレンジ:アメリカでソフトウェアエンジニアになるためのガイドブック」という本を出しました。
実体験に基づく内容となっていて、海外でのキャリアを考えている方にとっては非常に参考になる情報だと思います。
私もレビュー時に読ませてもらいましたが、Googleで検索したとしてもこのレベルの情報量で書かれた記事はまず見つからないと思いましたので、興味のある方は是非購入してみることをお勧めします!
techbookfest.org



技術書典16は2024年5月25日(土) ~6月9日(日)でオンライン開催、5月26日(日)のみオフライン開催となりますので、もし落とさずにオフライン出典できたら見に来ていただけると嬉しいです(まずは原稿を仕上げねば...)


資格試験

今年もわかりやすく月ごとに取得した資格を箇条書きにしてみます。

1月:GCP PCA
2月:GCP PCSE、PDE
3月:未受験
4月:未受験
5月:未受験
6月:GCP PCD
7月:AZ-204(1回目不合格2回目合格)
8月:DP-900
9月:AZ-500
10月:DP-203
11月:GCP PCNE、AWS DAS(更新)
12月:AWS DEA Beta受験(結果は2024年4月前後)

受験した回数だけ言えば去年よりも多い12回ですが、AWSのbeta試験や更新も含まれているので、新しく取得した資格としては9個でした。
2023年12月29日現在時点でAWS/Microsoft/Google Cloudのクラウド資格取得数は26個になりました。
ここまで来るとどこまで取れるのか試してみたいという気持ちが出てきたので、来年も定期的な資格取得は続けていきたいと思ってます。


記事執筆

今年の記事の執筆は複数の媒体にかなりばらけました。
個人ブログは6記事→12記事、Qiitaは14記事→19記事と昨年よりも増えていて、会社ブログとZennも含めると37記事書けていました。

  • 個人ブログ:12記事
  • 会社ブログ:5記事
  • Qiita:19記事
  • Zenn:1記事



書く媒体が多いとどう書き分けようか迷う方が多いと思うのですが、自分は以下のようにしてみました。

  • 個人ブログ→かなり細かなTips記事
  • 会社ブログ→検証記事のうちボリュームが大きそうなもの
  • Qiita→資格取得記事のみ
  • Zenn→元々Qiitaに書いていた技術検証記事



Zennはまだ書き方に慣れないのでQiitaに技術検証記事書くこともありますが、来年にはQiitaを資格取得記事だけにして、残りの技術記事はZennに移行したいと思ってます。
また、去年の振り返りでは以下みたいなことを書いてたのですが、1年かけてようやくモチベーション関係なく書ける領域まで来たようで、個人ブログが昨年よりも増えているのはそれが理由です。
あとはネタ次第...

モチベーションに関係なく書ける領域までいけるといいんですが、まだまだ道のりは遠そうです。


仕事

本業

今年の仕事は昨年から継続した内容も多かったですが、マルチクラウドのご相談を色々いただくことが増え、個人的には技術力向上と技術的な面白さを両立させることができた年でした。

昨年の振り返りで以下のように書いてましたが、今年はその資格で得た知識を実際の構成に落とし込んでいくところを経験することが多かったです。

資格を取ったことで表面上の知識は学べましたが、実際にその知識を使うスキルはまだまだ足りておらず、そのあたりの経験をつんだり、技術についての理解を深める必要性を身にしみて感じました。



具体的には「AWS上のアプリケーションへのデプロイをAzureで行いたい」といった相談があった場合、AZ-204の知識から「Azure側のデプロイサービスにはAzure Pipelineを利用できる」ことを知っているため、Azure PipelineからAWSにデプロイする際の手順の調査・検証を実施する、といった具合で検討をつけて進めていました。

AWSとAzure、AWSGoogle Cloud等のマルチクラウドを利用する企業は増えてきているように感じていますが、そのどちらの知識も持つ人が社内にいなかったり、Googleで調べてもマルチクラウド向けの記事はまだまだ少ないため必要とする情報がヒットしなかったりするようなので、そのあたりの知識を補完できるエンジニアになるのも面白そうだなぁと少し思いました。


ただ、まぁそこのハードルはかなり高そうなので、年末年始でもう少しエンジニアキャリアについて考えてみようと思ってます。


副業

前述した商業誌出版も副業と言ってしまえば副業なんですが、それとは別の副業にもチャレンジしました。

たまたま「2023 Japan AWS Top Engineers」に自分の名前があることを知った知り合いから「社内のエンジニア向けにAWS勉強会を実施してほしい」とご相談をいただき、受講者のスキルレベル等をヒアリング後、何回か勉強会を開催しました。

人に教えるということはこれまであまり経験がなかったのですが、資料をできるだけ作りこんでおいたおかげか、勉強会後にわかりやすかったというお言葉をいただくことができました。

また、人に教えるので間違えてることは話せないと下調べも十分に行ったのですが、その知識が本業に生きることもあり、良い経験をさせていただきました。


プライベート

私生活では2匹目の子猫をお迎えしました。猫種はメインクーンです。
いつもちょっかい出されながら仕事をしています('ω')ノ


おわりに

去年の振り返りでも書いた気がしますが、今年は昨年、一昨年よりも新しいことにチャレンジしたことが多い1年でした。

私の性格上、環境に慣れてしまうと新しいことにチャレンジしようという気持ちが薄れていってしまうので、来年も今までやったことがないことにチャレンジしていくように行動していきたいと思います。



...というものあって、先日公開された来年開催のJAWS DAYS 2024に申込してみました。
そろそろ人との交流機会を増やしていきたいので、現地でお会いする方がいれば是非ご挨拶したいですね。



また来年もよろしくお願いします!